2014年7月22日火曜日

4.解説

こんにちは、石川です。

前回まで、たくさんの投稿ありがとうございます。

今回は、せっかく投稿していただいたので、ひとつひとつの
投稿に対して、解説をしていきたいと思います。

まずは、最初の課題の

「あなたは何のために住宅営業をしていますか?」

という事に対して、

「人を幸せにするため」

「お金を稼ぐため」

「自分のため、家族のため、生活のため」

「建てられた方から感謝される事の喜びのため」

「この仕事が面白いから」

「夢を叶えるため」

「今の会社を世界一の住宅の会社にしたいから」

という回答をいただきました。

さて、あなたはこの方たちの回答を見て、何を感じましたか?

私が感じた事は・・・

『より深く追求して欲しい』

という事なんです。

どういう事かというと、

「人を幸せにするため」

って、なんで人を幸せにしたいのか?
どんな風に幸せにしたいのか?

「お金を稼ぐため」

って、なんでお金を稼ぎたいのか?
いくら稼ぎたいのか?

「自分のため、家族のため、生活のため」

って、自分や家族や生活がどうなれば良いのか?

「建てられた方から感謝される事の喜びのため」

って、何人の方から感謝されたいのか?

「この仕事が面白いから」

って、どういうところが面白いのか?

「夢を叶えるため」

って、いつまでにどんな夢を叶えたいのか?

「今の会社を世界一の住宅の会社にしたいから」

って、どんな事で世界一なのか?
棟数なのか?、売り上げなのか?、利益なのか?
それとも・・・。

という事なんです。

つまり、更に具体的にして欲しいんです。

僕も以前はそうだったんですが、
『なんのために』=『目的』
が、あまりにも曖昧だったんです。

この『目的』が曖昧だと、どういうことが
起こるかと言うと、

モチベーションが上がらなくなってしまう状況が
増えてくるんです。

そう、『目的』が曖昧なほど、ちょっと問題に
ぶつかった時に、

「俺は今、なんのためにやってるんだろう?」

と思ってしまうんです。

これって、直接営業に関係ない様に見えるんですが、
かなり重要な事なんです。

今まで、どんなノウハウを学んだとしても、ちょっと
上手くいかなければ、

「俺には向いていないんだ」

なんて投げ出してしまうというのは、この

『目的』が曖昧だったからなんです。

そこで、今回もう一度あなたに考えて欲しいんです。

そう、『なんのために仕事をしているか?」をです。

あなたが、より具体的に考えられる様に、今回は
テンプレートを用意しました。

○○年(○○才)までに、○○を○○にする。
そうすれば、○○は○○になる。

例えば、

5年後までに、年収を1000万円にする。
そうすれば、家族に心配をかけなくてすむ。

例えば、

50才までに、心から自分に感謝してくれる
お客さんを50件作る。
そうすれば自分は、周りの営業マンに頼られる
存在になる。

例えば、

10年後までに、自分の力で今の会社の売り上げを
1000億円にする。
そうすれば、私の仕事をみんなが真似する様になる

という感じですが、あまり良い例ではないと思うので、
この例よりももっと具体的な回答を待っています。

また、ある程度の回答が集まり次第、次の解説を
お話します。

それではまた、下のコメント欄にご記入をお願いします。







2014年7月4日金曜日

3.基礎トレーニングその2

こんにちは、石川です。

前回も課題をやってくれた方、本当にありがとう
ございます。

まずは、前回の課題でとても大事な事をお話します。

人の『感情』というものが、本当にすごく大事なのは
あなたもおわかりだと思います。

家ほどの大きな買い物になれば、特に注文住宅は
担当営業とかなり長い期間関わりを持ちます。

ですから、殆どの場合嫌いな人からは買いたくない
と思いますよね。

『人は感情で行動する』とよく言われます。

ですから、お客さんの『感情』をしっかりと把握して
おかなければならないんです。

ただ、かんたんではありません。

前回の課題をやってみて、改めて気付かされることも
あったのではないでしょうか?

そう、あなたが『お客さん』の時と、『営業マン』の
時とでは、知らないうちに感情が違ってしまうんです。

『嫌いな店員さん』の態度や表情を、知らないうちにあなたが
お客さんにしていたとしたら・・・。

そんな態度や表情は、どんな感情から生まれてくるのでしょうか?

おわかりですよね。

そう、『売りたい』『成績を上げたい』『稼ぎたい』

こんな感情を強く持てば持つほど、あなたは『嫌いな
店員さん』になっているという訳です。

一方、『好きな店員さん』の感情はどうでしょうか?

『嫌いな店員さん』の感情の

『売りたい』『成績を上げたい』『稼ぎたい』『楽したい』

ではなく、

『提供したい』『与えたい』『得させたい』

なんて感じではないでしょうか?

こんな風に、自分の感情を変える事が出来れば、あなたは
ごく自然に『好きな店員さん』になっているんです。

いかがでしょうか?

『感情』の重要さを少しはご理解いただけたと思います。

でも、

実は、人がものを買うという行動には、『感情』以前に
更に大事な要素があったんです。

それはいったい何だと思いますか?

さあ、今回はその『感情』以前にもっとお大事な事を
理解していただく課題に取り組んでいただきます。

今回も、5名以上の方が課題をコメント欄に記入して
いただいてから、

『感情』以前に大事なものの正体を明らかにします。

この正体を知れば、あなたの営業スキルは、格段に
向上してしまいます。

それでは、課題です。

まずは、あなたが出来るだけ最近、1万円以上のものを
購入した時の事を思い出してください。

ものでなくても、目に見えない何かのサービスでもOKです。

高額であればあるほどOKです。

そこで、

1.その商品(サービス)をどうやって知りましたか?

2.知った時、その商品(サービス)をどう思いましたか?

3.購入したくなったのはなぜですか?

4.購入を決めた理由は何ですか?

以上4つの質問に出来るだけ具体的に詳しく答えてください。

話は変わりますが、

あなたは、リーダーになりたいですか?

リーダーというのは、ただ単に会社で役職がつくという
事ではなく、実際にに周りの人を引っ張っていく事が
出来、周りの人も何の疑いもなくついていく人の事です。

それが真のリーダーだと私は思います。

僕はこれを読んでいるあなたには、そんな真のリーダー
になって欲しいと思っています。

ですから、下のコメント欄に記入するくらいの事は、
率先してやっていただきたいんです。

そう、今回のプログラムの目的のひとつは、本物の
リーダーを育てる事です。

このプログラムに最後までついてきていただければ、
あなたの営業スキルは、周りの人を引っ張っていく事
さえ出来る様なレベルになっています。

もし、『俺は一生、人の言いなりでいいや』というので
あれば、もちろんそれでも構いません。

でも、少しでも『俺は自分の想い通りの人生を生きる』
と思われるとしたら、

このプログラムは、あなたにとって確実に役に立つもの
だと思っています。

それでは、課題のご記入を楽しみにしています。

石川智忠